ウェブ解析士の試験を受けてみた
そもそもウェブ解析士って?
「成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格」
ウェブマーケティングに必要なスキルは、単にアクセス解析の知識だけでなく、多岐にわたる能力が求められています。
しかし、これまでこれら専門的知識と実践的スキルを習得できる環境も、習得した人材を評価する仕組みもありませんでした。
こうした現状を問題視した一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が、実務で活躍できるウェブ解析士の育成が急務と考え、成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格を設け、講座や認定試験を実施しています。
(公式サイトより引用)
《ウェブ解析士の講座と認定試験の内容》
ウェブマーケティング、ウェブ解析に関する基礎知識を習得、共通の用語認識の基に、営業・制作・開発・社内ウェブマスター業務等の遂行・業務効率化を可能にすることを目指します。
具体的には
●ウェブマーケティング、ウェブ解析を行う上で必要な用語(定義~使い方)
●アクセス解析から得られる情報の認識・分析方法・計算方法(用途に応じた適切な利用)
●ウェブ解析による課題の発見方法と改善手段(事業成果に繋がる解析の考え方)
さらにこの先には「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」という認定資格があります。
勉強に必要なテキストと問題集
●ウェブ解析士認定試験 公式テキスト2019
●ウェブ解析士認定試験問題集2019
まず届いたテキスト本の分厚さにやる気がそがれそうになります。
さらに、普段ウェブに関わる仕事をしているのですが、テキストを読み始めると小難しい用語や、やたらとアルファベット3文字の用語が出てくるのでまずその用語に慣れるのに苦労しました。
CPC・CPA・CTR・CVR・CPM・ROIなどなど。。
勉強に費やした時間
4月と5月の約2か月、毎朝約40分を勉強に費やしました。
4月末にテキストと問題集を一通りできたので、そのタイミングで試験を受けてみようと考えたのですが、そのままGWに突入し遊び呆けてしまい、連休明けにはすっかり頭の中から覚えた物が抜けてしまってました。
それで連休明けからまたテキストを一から見直し、問題集ももう一通りやったので、合計2回通しでやりました。
受検
時間は60分、問題数は60問
1問1分で解いていかなきゃいけないので、計算問題でつまると時間が足りなくなります。
なので、時間かかりそうな問題は後回しにして最後に解きました。
結果
得点率77% 合格!!
やったー!!
公式サイトによると合格基準は非公開になってますが、いろいろ調べてみるとどうやら70%がボーダーラインのようです。
結構ギリギリです。
レポート提出
試験には合格しましたが、合格すると2週間以内に課題レポートを提出しなければいけません。
提出したレポートが無事に主催者側に受理されてやっとウェブ解析士として認定されるようです。
感想
数年前に受けたTOEIC以来、今回ひさびさに腰を据えて勉強という物をしました。
勉強の中で得た知識はもちろん大事ですが、それを実際に日々の実務に生かしていかないと意味がないし、使わなきゃ忘れてしまうので今回勉強したことを忘れずに今後はアルファベット3文字の用語をフルに使っていこうと思います。 🙄